バイビット(Bybit)は2018年に設立されたシンガポールの暗号資産取引所です。世界160ヶ国に展開し、2023年現在までに1,000万人が登録しています。
16種類の言語に対応しており、もちろん日本語による24時間のカスタマーサポートも可能!
登録しやすいというメリットもあり、メールアドレスの認証だけで最短30秒で取引をスタートさせることもできます。
本記事ではそんなバイビットの特徴や口コミ・評判、やばいといわれる噂、入出金方法などについて詳しく解説します!
バイビット(Bybit)とは?3つの特徴

項目 | 詳細 |
---|---|
取引所名 | バイビット (Bybit) |
開設年月日 | 2018年3月 |
所在地 | シンガポール |
取扱い通貨 | BTC、ETH、XRP、EOS、USDTなど300種類以上 |
取引手数料(レバレッジ) | メーカー手数料0.025% テイカー手数料0.075% |
取引手数料(現物) | メーカー手数料0.1% テイカー手数料0.1% |
スワップ手数料 | ロング/ショートともに-0.01% |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引画面言語 | 英語、中国語、日本語、韓国語、ロシア語、ドイツ語など16種類 |
API対応 | あり |
セキュリティ | 2段階認証、マルチシグコールドウォレットによる資産保護 |
アプリ | iOS、Androidアプリがあり |
カスタマーサポート | メール、ライブチャットによる24時間365日対応 |
特徴 | トレーダーに人気の高い高速オーダー約定、ドラゴンスレイヤーコンペ、高額トレーダー保険、トレードアシスタントツールの提供など |
まずはバイビットの特徴を3つにわけて紹介します。
3つの特徴
- 最大100倍のレバレッジ取引が可能
- マルチシグコールドウォレットで安全管理を徹底している
- 高速な注文エンジンを採用している
最大100倍のレバレッジ取引が可能
バイビットは、最大100倍のレバレッジ取引が可能な仮想通貨取引所です。レバレッジ取引とは、元手の資金より大きな取引をおこなうことを指します。
例えば、1万円の自己資金があるとしましょう。

普通なら、1万円分の仮想通貨しか購入できませんよね。
しかし、100倍のレバレッジをかければ、100万円相当の仮想通貨を購入できるようになります。つまり、自己資金の100倍で投資できるようになるわけです。
レバレッジ取引のメリットとしては、少ない資金で大きなリターンを得られることが挙げられます。しかし、レバレッジ取引は同時にリスクも高く、価格の急激な変動により損失が生じる可能性があります。そもそも自己資金は1万円しかないため、含み損が発生するとすぐにゼロカットされてしまうでしょう。
ゼロカットとは
このようにレバレッジ取引する際は、リスク管理を徹底することが重要です。
バイビットは取引者にレバレッジのリスクを注意喚起し、自己責任でトレードすることを求めています。
マルチシグコールドウォレットで安全管理を徹底している
高い安全性を確保するために、さまざまなセキュリティ対策を実施しているのもバイビットの強みです。
まず、バイビットはマルチシグコールドウォレットと呼ばれる技術を使用することで、顧客の資産をオフラインで保管します。
マルチシグコールドウォレット
複数の秘密鍵を用いた複数署名方式のウォレット。一般的なコールドウォレットよりも高いセキュリティを提供することができる。
さらに、バイビットは2段階認証やGoogle Authenticatorを利用することで、不正ログインからアカウントを保護しています。また、取引所内部でもセキュリティチェックを徹底し、不正な取引がおこなわれた場合には、早期に検知して対応することが可能です。
バイビットは取引所の運営にあたり、法令や規制にも厳密に対応しています。例えば、バイビットはAML(マネーロンダリング防止)政策に準拠し、KYC(顧客の確認)手続きを義務付けることで、不正な取引やマネーロンダリングの防止に取り組んでいます。
以上のように、バイビットは顧客の資産保護と安全性確保に高い重視を置いており、さまざまなセキュリティ対策を実施することで、取引所利用者の信頼を得ています。
高速な注文エンジンを採用している
バイビットは高速な注文エンジンを採用していることも特徴の一つです。具体的にいうと10万TPSの高速エンジンを搭載しているため、注文が遅れたりスリップしたりすることを防ぎます。この高速なエンジンにより、ユーザーはリアルタイムで取引の状況を確認し、素早く注文を出すことが可能です。
また、安定性にも優れているのもバイビットの特徴です。不具合や障害が発生することが少なく、取引所の運営において信頼性が高いと評価されています。再起動が必要ない「ホットパッチ」と呼ばれるセキュリティ更新機能によりサーバーがダウンせず、安心して取引することができるでしょう。
バイビットの銘柄・通貨一覧
バイビットは140種類の銘柄を揃えています。
ここでは4つの種類に分けて、バイビットの銘柄・通貨を紹介します。
3つの特徴
- 現物取引
- USDT無期限契約
- インバース無期限契約
- インバース先物契約
現物取引
現物取引とは、暗号資産(仮想通貨)を実際に所有することで取引する方式のことです。この取引方法では、ユーザーは取引プラットフォーム上で暗号資産を直接購入することができます。
自己資金で購入できる分しか手に入れられないため、少ない投資額だと大きな利益を手に入れることは難しいといえるでしょう。一方で、価格が下落しても基本的に借金を背負うことはないというメリットがあります。
バイビットの現物取引では取引手数料が比較的低く設定されており、多様な暗号資産が取引可能です。詳しくは以下ごご覧ください。
USDT無期限契約
USDT無期限契約はUSDT(テザー)という仮想通貨を使うことで、ビットコインやその他の暗号資産の価格変動に基づくポジションを取ることができる契約です。この契約ではレバレッジを使用してより大きなポジションを取ることができ、現物取引より大きなリターンを得られる可能性があるでしょう。
バイビットのUSDT無期限契約では自動決済やマーク価格などの機能が提供され、リスク管理を支援してくれます。USDT無期限契約の銘柄は以下のとおりです。
インバース無期限契約
インバース(Inverse)無期限契約とは、仮想通貨を証拠金として扱う取引方法です。仮想通貨を証拠金として扱う点はUSDT無期限契約と変わりませんが、USDT(テザー)が比較的安定している一方で、インバース無期限契約は非常に値動きが激しいという特徴があります。
また、レバレッジをかけることができるため、小さな資金でも大きなポジションを持つことができますが、リスクも高くなります。ハイリスク・ハイリターンな取引方法といえるでしょう。
インバース先物契約
インバース先物契約とは一般的な先物契約と同じように、将来の価格変動に対するポジションを取る金融商品です。インバース無期限契約と同じく、証拠金は仮想通貨となります。
バイビットのインバース先物契約の銘柄は以下のとおりです。
バイビットはやばいのか?真実を暴露!
バイビットはたびたび「やばい」といわれることもあります。ただ、この「やばい」にはさまざまな意味が考えられます。
- バイビット自体が危ないサービスだからやばい
- バイビット自体は危なくないが、仮想通貨を取引するのはやばい
- バイビットも仮想通貨も危なくはないが、政府から警告を受けているためやばい
まず、1と2はまったく問題がありません。

バイビットは違法なサービスではありませんし、仮想通貨もやばいものではありません。
世界の国の中では、仮想通貨を法定通貨に採用するケースもあるほどです。
- エルサルバドル:2021年9月よりビットコインを法定通貨として認める法律が施行された
- マーシャル諸島:2018年にソブ (SOV) という仮想通貨を法定通貨として認める案が出された
- トンガ :2019年よりトンガ・ペアンガ (Tongan pa'anga) と仮想通貨のトンガ・トークン (Tonga Coin) を併用する案が出された
- キリバス :2018年より仮想通貨のタラ (Taler) を法定通貨として認める案が出された
一方で、3のケースにおいて「やばい」のは事実といえるでしょう。
実際に、2021年、日本の金融庁はバイビットが日本国内でのサービス提供について適切な登録をしていないとして、同社に対して警告を発表しました。

画像出典:金融庁|無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について
そのため、バイビットは「日本から撤退するのでは」という噂が流れました。

しかし、2023年3月31日現在、日本徹底していません。
つまり、日本人でもバイビットに登録できます。なぜ登録できるのかというと、警告されているからといって違法にはならないからです。実際に、「無登録でも取引自体は可能である」と金融庁が回答しています。
登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
出典:金融庁|外国金融サービス業者が我が国市場に参入するにあたって適用される法規制
したがって、バイビットを利用することは基本的に問題ないといえるでしょう。
Bybit(バイビット)の口コミ・評判
Bybit(バイビット)にはさまざまな口コミや評判があります。
ここでは「悪い口コミ・評判」「良い口コミ・評判」にわけて解説します。
Bybit(バイビット)の悪い口コミ・評判
Bybit(バイビット)の悪い口コミ・評判は以下のとおりです。
バイビットの悪い口コミ
- 使いにくい
- 禁止ゲームがある
使いにくい
バイビットアプリ開けなくなったから取り直したけど、、新しいバイビット使いにくい、、チャート上に出さんで、、下に出して、、
— 魔界のゆぺ (@aa_yupe) December 6, 2022
使い勝手が良くないと感じる口コミ・評判がよく見られました。

下の方は、反対に「使いやすい」と感じています。
やっぱりバイビットが一番使いやすいな😄ボリバン表示出来るし短期トレードにめちゃ向いてる🥹
— よぉー【公式】🪬 (@wan_nyan0040) November 12, 2022
取引所もさ早く安全だと証明してよ🥹
調べてみたところ、おおむね「使いにくい」と感じるのはアプリのようです。
実際に、下の方は「ブラウザだとサクサク」と述べています。
バイビットがクソなのはアプリ。まじでつながらん。ブラウザはサクサクやな。
— にしとFX(上目線) (@west779977991) May 11, 2020
使いづらさを感じる場合、ブラウザ版の利用を検討してみましょう。
手数料が高い
Bybit手数料高くてあまり評判良くないんかな?どこがいいのかな?
— かるでぃわん (@cardiobitcoiner) June 8, 2022
手数料が高いと感じる方がいるようです。
参考までに、バイビットの手数料を紹介します。
現物取引手数料(一般ユーザー) | メーカー手数料:0.1% テイカー手数料:0.1% ※取引量に応じてVIPレベルあり |
デリバティブ取引(USDT、インバース) | メーカー手数料:0.01% テイカー手数料:0.06% ※取引量に応じてVIPレベルあり |
デリバティブ取引(USDC) | メーカー手数料:0.01% テイカー手数料:0.06% ※取引量に応じてVIPレベルあり |
ただ、この手数料は最大手であるバイナンスとほとんど変わりません。
[st-kaiwa1]Bybit(バイビット)の良い口コミ・評判
Bybit(バイビット)の良い口コミ・評判は以下のとおりです。
バイビットの良い口コミ
- 資金調達率が良い
- 禁止ゲームがある
資金調達率が良い
BYBITの資金調達率
— Takakazu Nakamura (@ISM_Nakamura) January 26, 2022
結構優秀な気がしてきた。
まだBYBIT歴短いけど、
良いインジな気がする。
暇な時トレビューでインジ作りたい。
バイビットは資金調達率に定評があります。
資金調達率(ファンディングレート)とは、仮想通貨のレバレッジ取引において、ポジションを保有している間に発生するロールオーバー手数料のことです。ポジションを保有するユーザーに対して、毎日発生します。
[st-kaiwa1]普通の手数料と違うところは、反対に「金利がもらえる可能性がある」という点です。
資金調達率 | 買いポジション | 売りポジション |
---|---|---|
プラス | 手数料を払う | 金利をもらえる |
マイナス | 金利をもらえる | 手数料を払う |
つまり、資金調達率がプラスの場合、売りポジションを持っていると金利をもらえるわけですね。
資金調達率は仮想通貨取引所によって異なるのですが、バイビットはおおむね好評なようです。
日本円に対応している
バイビットが日本円対応!!もう国内取引所いらないのでは!
— めいめい (@suteppumei) May 7, 2022
バイビットは2022年に日本円に対応しました。
どういうことかというと、P2Pを通じて日本円で取引できるようになったのです。

P2Pに対応する決済方法は以下のとおりです。
- 銀行振込
- セブン-イレブン
- アリペイ
- 銀行窓口払い
- Chipper Cash
- 調布信金
- LINE Pay
- MB銀行
- 三菱UFJ銀行
- PayPal
- PayPay
- ゆうちょ銀行
- Revolut
- SBI 住信ネット銀行
- Skrill
- 三井住友銀行
- Wema Bank
- Wise
このように、かなり多くの決済方法に対応しています。
便利な機能が多い
バイビット利確と損切り設定できるの便利や
— ニャッキ@ほびと (@7_iw0) February 21, 2021
バイビットの両替機能便利やね
— 線香花火 (@of_the_world7) December 2, 2021
BTC→USDTへ
バイビットは機能面を推す口コミ・評判もよく見られました。
とにかく利便性が高く、使いやすいようカスタマイズすることができます。
Bybit(バイビット)の登録・設定方法
バイビットの登録は30秒程度で終わります。
[st-kaiwa1]単にメールアドレス認証するだけなので、最短30秒!
登録したあとはセキュリティを高めるために二段階認証しておきましょう。ここでは登録手順と二段階認証の設定方法を紹介します。
Bybit(バイビット)の登録方法
まず、バイビットの公式サイトにアクセスし「今すぐ登録」をタップしましょう。

メールアドレスを入力し、「アカウントを作成する」をタップしてください。
電話番号を用いることもできますし、GoogleやApple IDを使って登録することも可能です。

あとはメール認証を済ませるだけで登録完了です。
Bybit(バイビット)の設定方法
バイビットを使用する際には、あらかじめ2段階認証を設定しておくことが大切です。2段階設定しておかなければ第三者によるログインが容易になり、情報を盗まれてしまいやすくなります。
2段階認証は簡単なので、ぜひ設定しておきましょう!
2段階認証の手順
- 自分のアイコンをタップしてメニューを開く
- 「アカウント&セキュリティ」をタップする
- Google認証の「設定」をタップする
- Google認証アプリに送られてきたコードを入力する
これだけで安全性がかなり高くなります。
バイビットの使い方(入金方法)
バイビットに登録しただけでは、仮想通貨をトレードすることはできません。まずは仮想通貨の購入が必要です。
仮想通貨の購入方法は以下の2つです。
国内取引所からバイビットに暗号資産を送金する
まずは国内取引所で口座開設しましょう。バイビットは、P2P以外の方法で日本の銀行口座から直接入出金することができません。そのため、日本在住のユーザーが自己資金でトレードする場合、まず国内の取引所で暗号資産を購入し、バイビットに送金する必要があります。
国内取引所を選ぶ際に注目すべき点は以下のとおりです。
国内取引所を選ぶ際のポイント
- 手数料を比較する
- 取り扱い通貨を確認する
- セキュリティ対策を確認する
- 認証方法を確認する
- 時間外対応を確認する
手数料を比較する
国内取引所によって、手数料が異なます。
手数料を比較して、できるだけ安い取引所を選びましょう。
取り扱い通貨を確認する
バイビットで取り扱っている暗号資産と国内取引所で取り扱っている暗号資産が一致しているか確認しましょう。
また、バイビットに送金する前に、国内取引所で購入した暗号資産がバイビットで取り扱える通貨であることも確認してください。
セキュリティ対策を確認する
取引所によっては、2段階認証や暗号化通信などのセキュリティ対策が異なります。
セキュリティに配慮した取引所を選びましょう。
認証方法を確認する
国内取引所によっては、口座開設時に本人確認が必要なものがあります。
本人確認に必要な書類や手続き方法を確認し、スムーズに口座開設を行いましょう。
時間外対応を確認する
国内取引所の営業時間は、海外取引所に比べると短い傾向があります。
もし取引所が営業していない時間帯にトラブルが発生した場合、対応が遅れる可能性があるため、時間外対応を確認しましょう。
おすすめの国内取引所としては、ビットフライヤーやコインチェック、ザイフなどが挙げられます。

いずれの取引所も口座開設には本人確認が必要であるため、手続きには時間を要します。
また、国内取引所での取引にもリスクがあるため、安全性を考慮した上で取引を行うようにしましょう。
クレジットカードを使う
バイビットは国内取引所から送金する以外にも、クレジットカードを使う方法があります。
クレジットカードを使う場合、「ワンクリック購入」がおすすめです。
メニューを開いて「ワンクリック購入」をタップしてください。

あとは決済方法としてクレジットカードを選択し、入金額やクレジットカード番号を入力するだけです。
Bybit(バイビット)の出金方法・手数料
バイビットで出金申請するためには、事前に以下の2つが必要です。
- Eメール認証
- Google認証
Eメール認証は登録時に済んでいるため、特別な手続きは必要ありません。
Google認証する場合、「アカウント&セキュリティ」の画面から「Google認証」をタップしてください。

Google認証するには、Google Authenticatorのアプリが必要です。

6桁の認証コードが表示されるので、バイビットに入力しましょう。
これでGoogle認証完了です。
あとは「出金」をタップしてください。

出金に必要な情報を入力しましょう。

なお、出金はアカウントのセキュリティレベルによって限度額が変わります。
KYCレベル | 最大学 |
---|---|
本人確認なし | 2BTC |
出身国発行の書類・顔写真の提出 | 50BTC |
居住地証明の提出 | 100BTC |
バイビットのVIP制度
バイビットにはVIP制度も用意されています。
VIPになると手数料がさらに安くなります。
以下は現物の手数料です。
テイカー手数料 (%) | メイカー手数料 (%) | |
---|---|---|
一般のお客様 | 0.1000 | 0.1000 |
VIP 1 | 0.1000 | 0.0400 |
VIP 2 | 0.0600 | 0.0350 |
VIP 3 | 0.0400 | 0.0200 |
VIP 4 | 0.0500 | 0.0400 |
VIP 5 | 0.0250 | 0.0150 |
VVIP | 0.0450 | 0.0350 |
さらに、次の特典が付与されます。
- VIPイベントの招待
- 50万ドル相当の賞金
- VIP専属アンバサダーによるサポートなど
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